京セラなど、大学・行政・企業等の連携による地域貢献型メガソーラーを設置

2013年1月16日 20:23

 龍谷大学、和歌山県印南町、京セラソーラーコーポレーション(KSC社)、PLUS SOCIAL(PS社)およびトランスバリュー信託は16日、それぞれが連携し、全国初となる地域貢献型メガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」を設置すると発表した。

 同事業は、龍谷大学が社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)をおこない、印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが、それぞれのもつ資源やノウハウ等を供給するかたちで連携する全国初の事業となる。また、これを契機として、龍谷大学と印南町、KSC社は、生涯学習事業や地域活性化事業等に連携して取り組む。

 具体的には、龍谷大学が投資する資金をもとに、事業会社であるPS社とトランスバリューが連携し、メガソーラー発電所(発電能力合計約1,850kW)を龍谷大学深草キャンパス及び印南町の町有地に設置し、固定価格買取制度を利用した売電事業を行う。同発電所には京セラ製多結晶シリコン型の高出力太陽電池パネルを合計約7,500枚設置する予定。今後、2013年5月に工事を開始し、2013年7月に稼動する予定。総事業費は7億円。

 なお、PS社は非営利型株式会社として、売電収入から必要経費を差し引いた利益を、設置地域である和歌山県及び京都の地域貢献活動や市民活動の支援資金として提供する。

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