日産、「インフィニティQ50」を発表

2013年1月16日 11:33

 日産自動車は15日、「インフィニティQ50」を発表した。「インフィニティQ50」は、個性的なデザインと魅力あふれるパフォーマンス、世界初のテクノロジー、そして先進の通信システムとパーソナライゼーションを特長とするスポーツセダン。2013年夏の米国とカナダでの発売を皮切りに、その他の主要なグローバル市場でも順次発売していく。

 「インフィニティQ50」のエクステリアは、引き締まった躍動的なデザインの中にローアンドワイドなプロポーションと広い室内空間を両立している。インテリアは、ドライバーを中心に考えたコックピットとなっており、快適で利便性の高い装備を配置した。新しいインフィニティのInTouch通信システムは、大型のデュアルタッチスクリーンディスプレイを備えており、ハンズフリー電話やナビゲーション、エンターテインメントシステムとスマートフォンアプリのすべてを統合し、運転中でも簡単な操作で車外とのコミュニケーションを行うことができる。

 同車は、328馬力を発生する3.7リッターV6エンジンと、インテリジェントデュアルクラッチコントロールを備えたインフィニティのダイレクトレスポンスハイブリッドシステムを設定している。また、ソリッドマグネシウムのパドルシフトと7速オートマチック・トランスミッションをすべてのモデルに標準装備する。

 インフィニティドライブモードセレクターは、スノー、エコ、スタンダード、スポーツ、カスタムの設定があり、さらにドライバー自らがエンジンやトランスミッション、ハンドリングやステアリングについて独自にセッティングすることが可能な先進のシステムをすべてのモデルに標準搭載する。

 さらに、同車は世界初となる二つの新しいテクノロジー「インフィニティ・ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」と「アクティブ・レーン・コントロール」を搭載する。新しいステアリングシステムは、機械式のステアリングシステムより素早くドライバーの意図を車輪へと伝達し、タイヤの角度とステアリングの操舵をより高度に制御することを可能とする。また、ドライバーの好みや道路状況に応じて4種類のセッティングを選ぶことができる。「アクティブ・レーン・コントロール」は、クルマをより車線の中央で走行させるため、車載カメラによる車線検出システムを使用し、車両の直進性能を向上させている。

 2014年モデルの「インフィニティQ50」は、3.7リッターV6エンジンと、3.5リッターエンジンと組み合わせたハイブリッドを搭載し、後輪駆動または4輪駆動が設定されている。また、スポーツブレーキやスポーツサスペンションチューニングが施され、特別に外観やパフォーマンスをスポーティに仕立てたスポーツバージョンも用意している。

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