レクサス、北米国際自動車ショーで新型スポーツセダン「IS」を発表

2013年1月16日 10:41

 トヨタ自動車の高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」は、米デトロイトで1月14日から開催されている2013年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、フルモデルチェンジした新型スポーツセダン「IS」を発表した。新型ISは、新技術による優れた走行性能やスポーティな内外装デザインを実現したほか、新たに高い環境性能を誇るハイブリッドモデルIS300hをラインアップに加えるなど、LEXUSのスポーツセダンにふさわしい進化を遂げている。なお、新型ISの国内での発売は2013年春を予定している。

 新型ISは、従来のスポット溶接とレーザー溶接の長所を兼ね備えた「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」など新技術を積極的に投入してボディ剛性を高め、優れた操縦性・走行安定性を実現。

 また、スポーティバージョン“F SPORT”を設定。専用チューニングのサスペンション、専用内外装デザインのほか、2シータースポーツLEXUS LFAの意匠・機構を受け継ぐ可動式メーターや新工法「表皮一体発泡」を採用したスポーツシートなどの専用装備を搭載した。IS350には8速オートマチックトランスミッションを新採用し、滑らかな加速と高い応答性を実現している。

 ハイブリッドモデルIS300hは、CO2排出量100g/km以下を目標に、低燃費・高出力化を実現する新世代直噴技術「D-4S」を搭載した2.5L 2AR-FSEエンジンを新たに採用。LEXUSならではのエモーショナルな走りと高い環境性能を両立した。

 デザインは、LEXUSのデザインアイコン「スピンドルグリル」や、ヘッドランプユニットから独立させてL字型を強調したクリアランスランプを採用したほか、シャープな面構成で力強さとスポーティさを表現したエクステリアと、室内空間の拡大で後席居住性を向上させるとともに水平基調のインストルメントパネルを採用し、運転席まわりを操作のしやすさに配慮したレイアウトとするなど快適性と洗練されたデザインを両立したインテリアが特徴。

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