【銘柄フラッシュ】レナウンや日本コロムビアが動意を強めコスモ・バイオなどストップ高

2013年1月15日 16:19

  15日後場は、円安基調の一服により、前場は高値を更新したホンダ <7267> が次第にダレ模様になり前日比変わらず。約4カ月ぶりに1000円台を回復したソニー <6758> は堅調ながら990円台に押し戻され1.2%高。半面、ディー・エヌ・エー <2432> は一段上値を追って6.1%高、長谷工コーポレーション <1808> は持ち直して2010年5月以来の100円回復。

  第一生命保険 <8750> は朝方、昨年来の戻り高値に進んだものの、後場はダレ模様になり1.7%高。保険金の代わりに介護サービスなどの「現物」を充てる制度の解禁観測は好感するも、円安基調と日経平均の一服により運用資産の回復にも一巡感。一方、東京海上ホールディングス <8766> は降雪による自動車事故の増加がいわれて後場軟化し2.1%安。

  タカラバイオ <4974> (東マ)は16.0%ストップ高。DNAチップ研究所 <2397> (東マ)も15.4%ストップ高。コスモ・バイオ <3386> (JQS)もストップ高の26.6%高。バイオ関連株が政府の開発促進方針を好感し軒並み高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きレナウン <3606> の28.1%高となり前週末発表の四半期決算を好感、2位には日本コロムビア <6791> の18.2%高が入り株価2ケタの手軽さで仕手性発揮とされて昨年来の高値、3位はMUTOHホールディングス <7999> の17.4%高となり時々急伸するため仕手株の動意づきやすい環境では注目余地と出直り拡大。4位はユーシン <6985> の17.2%高となり自社株買いを好感。

  日本写真印刷 <7915> は米国の国際家電ショーで日系電機大手がタブレット端末に積極的とされて関連需要期待がいわれ11.3%高で昨年来の高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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