三菱重工、中国に中小型蒸気タービン等の販売・設計会社を設立

2013年1月15日 13:34

 三菱重工業は15日、中国の小型蒸気タービン大手である青島タービンと合弁で、中小型蒸気タービンおよび舶用蒸気タービンの販売・設計会社を設立することで合意し、契約を締結したと発表した。グローバル競争力の強化をはかってシェアアップを目指すのが狙い。営業開始は2013年3月の予定。

 合弁新社の資本金は3,100万元(約4億円)で、出資比率は三菱重工51%、青島タービン49%。本社を青島市に置き、出力5万~20万kWの陸用蒸気タービンと同1万kW以下の舶用蒸気タービンの販売・設計を手掛ける。三菱重工は今後、新会社を通じ青島タービンに関連の製品に関するライセンス供与などを行う計画で、新会社は青島タービンが製造したタービンの拡販をはかっていく。

 今回の新会社設立は、為替リスクを回避しながらグローバル体制拡大による受注力強化を目指す三菱重工と、中型蒸気タービンおよび舶用蒸気タービン市場への進出を目論む青島タービンの思いが一致したことによる。

 青島タービンは1950年設立の老舗メーカーで、6万kW以下の小型蒸気タービンを中心に業界トップクラスとなる年間500台を製造している。とくに工場・発電向け蒸気タービンに強く、大きなシェアを持っている。また海外でも、インドネシアやインドをはじめとするアジア市場で多くの納入実績を誇っている。従業員数は約2,300人。

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