【銘柄フラッシュ】ソニーが4ケタを回復し武田薬品やタカラバイオも高い

2013年1月15日 12:32

  15日前場は、円安などを好感し、日経平均が朝の始値から2010年4月以来の1万900円台に乗り、今回の回復相場では重かったソニー <6758> が約4カ月ぶりの1000円台を回復し1.9%高。リコー <7752> は約2年ぶりの1000円台回復で

  5.1%高。三菱地所 <8802> は2008年来の高値に進み3.2%高など、不動産株も軒並み高。売買代金1位にはシャープ <6753> が再三、顔を出しながらアイフル <8515> と争い、前引けはアイフルの4.3%高。

  キッコーマン <2801> が4.7%高となり2008年来の高値、武田薬品工業 <4502> は205%高で2009年来の高値。ともに海外売上高の割合が意外に高いとの見方。

  タカラバイオ <4974> (東マ)は16.0%ストップ高となり、DNAチップ研究所 <2397> (東マ)も15.4%ストップ高。コスモ・バイオ <3386> (JQS)もS高目前の24.7%高など、バイオ関連株が政府の開発促進方針を好感し軒並み高。

  東証1部の値上がり率1位はレナウン <3606> の29.8%高となり前週末発表の四半期決算を好感、2位は巴コーポレーション <1921> の18.0%高となり体育館の建設に強いとされて五輪招致関連との見方で戻り高値、長谷工コーポレーション <1808> はクレディ・スイス証券の目標株価引き上げがいわれて12.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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