WebKitの縦書きバグを修正して報奨金をもらおう?
2013年1月13日 11:55
あるAnonymous Coward 曰く、 Googleの及川氏のブログで述べられているが、NTTソフトウェアが「次世代Webブラウザを利用した縦書きテキストレイアウトに関する表現の標準化について、課題抽出のための調査支援者の公募」を行なっている。
題名からは分かりにくいが、公募内容としてはWebKitにおける日本語の縦書きに関するバグの修正や、日本語縦書き関連CSS規格のテストスイートを作成することに対して、NTTソフトウェアから報奨金が出されるという形になるらしい。
応募希望者は1月21日までに、WebKitバグ修正に挑戦するならば、まずBugzillaの該当バグのページで開発意思をコメントに登録して、担当者(Assignee)が変更されたことを確認した後で、この公募に申し込む。CSSのテストスイートの開発ならば、W3Cのライセンス条件への同意や、どのテストを開発するかをフォームに記入し、自分がアサインされたことを確認した後でこの公募に申し込み、その後、ガイドラインやフォーマットに従ってテストを開発することになる。
開発・報告の〆切は3月15日で、それまでに開発物に対して担当レビュアーがOKを出すことが条件となるので、それより早めに開発を完了する必要があるが、報酬金は最大で20万円。腕に覚えがある開発者は挑戦してみては如何だろうか。
なお、応募にあたっては、「本公募に参加することおよび開発成果の権利の扱いについて所属組織があらかじめ了解している」ことが条件となっているので会社に黙って報酬金をゲットするのは難しそうなので注意。
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