【銘柄フラッシュ】ケンコーコムが急騰し日本取引所Gやアステラス製薬も高い

2013年1月11日 16:40

  11日後場は、一時下げ止まった円相場が再び軟化したため、自動車株が再び持ち直し、ホンダ <7267> は1.5%高。海外売上高比率の高い銘柄を探す動きもあり、富士フイルムホールディングス <4901> が一段上値を追い3.0%高で戻り高値。日本写真印刷 <7915> は値幅妙味もあるとされて18.6%高の戻り高値。ディフェンシブ業種の薬品株でもアステラス製薬 <4503> は4割が海外のため7.4%高で08年来の高値。売買代金1位は昨日に続きアイフル <8515> となり反発2.8%高。

  日本取引所グループ <8697> は10.2%高となり、1月初に旧・大証株あらため新規上場来の高値。日本株に対する海外資金の流入が言われ、東証の活況に比例する新タイプの銘柄との見方。

  大衆薬のネット販売訴訟で勝訴と伝えられたケンコーコム <3325> (東マ)は4万円26.7%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は前澤工業 <6489> の19.5%高となり前引けの2位19.6%から横ばいながらPBR0.3倍台は評価不足との見方、2位には日本写真印刷 <7915> の18.6%高が入り海外売り上げ比率の高い出遅れ株とされて値幅妙味も言われ18.6%高の戻り高値、3位はシャープ <6753> の12.6%高となり信用売り残が高水準で買い戻しが本格化すれば未曾有の事態もとされて出直り拡大、4位にはサンケン電気 <6707> が入り海外売り上げ比率の高さが言われて10.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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