【銘柄フラッシュ】アサックスや東宝不動産が急伸し三井不動産などは反発
2013年1月9日 12:25
9日前場は、ここ数日の円高基調が朝方で鈍化。大型補正予算に期待が強く、トヨタ自動車 <7203> が朝安の後切り返して1.3%高となったほか、三菱商事 <8058> も切り返して1.2%高、三井不動産 <8801> も0.7%高。売買代金トップは3日続けてオリエントコーポレーション <8585> となり一段の金融緩和期待が言われて2.9%高。
東宝 <9602> は80周年の記念配当や自社株買いを好感して高値に進み4.2%高。また、同社によるTOB(公開買い付け)が発表された東宝不動産 <8833> はTOB価格1株735円に向けて100円高の買い気配。
東証1部の値上がり率1位はアサックス <8772> の16.9%高となり不動産担保ローンは政策に乗る事業とされ再騰し高値更新、2位はクボテック <7709> の13.4%高となり家電各社の「4Kテレビ」開発を材料に出直り急、3位はスバル興業 <9632> の11.1%高となり東宝グループのため思惑が拡大した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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