パネッタ米国防長官に尖閣状況伝える 防衛相

2013年1月9日 11:00

 防衛省は8日に行われた小野寺五典防衛大臣とパネッタ米国防長官との電話会談の内容について、同日公表した。

 会談では「日米同盟が日本のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定の礎として極めて重要であるとの見解で一致した」としている。

 また「米国の新国防戦略と連携して自衛隊の役割を強化し、抑止力を強化していきたい旨が小野寺防衛大臣から伝えられた」という。

 あわせて、普天間飛行場の辺野古への移設については、小野寺防衛大臣が「沖縄の理解を得るのが重要で、日米双方で細心の注意を払っていきたい旨が述べられた」ことを明らかにした。

 小野寺防衛大臣は、この日の記者会見で、中国公船が長時間にわたり尖閣諸島の日本の領海に侵入したことについても「情報として、先方(パネッタ米国防長官)に伝えた」とした。

関連記事

最新記事