【銘柄フラッシュ】中山製鋼所やランドが急伸し全国保証は上場来の高値
2013年1月7日 12:20
7日前場は、全国紙の公共事業5兆円超などの観測報道を好感し、大成建設 <1801> が朝方は高値を更新し2008年6月以来の300円を回復など、建設株の動意が活発。ただ、円相場が早朝の円安基調から徐々に1ドル88円トビ台の円高気味に転じたため、トヨタ自動車 <7203> は朝方に高値を更新したものの、前引けは0.1%安。野村ホールディングス <8604> も反落2.7%安。売買代金1位はオリエントコーポレーション <8585> となり7.0%高。
12月19日に新規上場の全国保証 <7164> は住宅ローン保証事業を行ない、脱デフレや消費増税などの政策が追い風になるとの見方で上場来の高値に進み15.0%高。
東証1部の値上がり率1位は中山製鋼所 <5408> の32.7%高となり再建進むとの期待が続き株価2ケタ妙味を発揮、2位はランド <8918> の28.6%高となり時価総額の関係で「指定替え猶予」銘柄になったため挽回策に期待あり株価ひとケタのため「率」は大、3位はアサックス <8772> の24.9%高となり不動産担保ローンは新内閣の政策が追い風になるとの見方で昨年来の高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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