米裁判所、Amazonによる「Appstore」名称の使用が虚偽の宣伝に当たるとするAppleの主張を却下
2013年1月5日 11:39
米カリフォルニア州オークランドのPhillis Hamilton連邦地裁判事は、Amazon.comのアプリストアで名称に「Appstore」を使用することが虚偽の宣伝に当たるとするAppleの主張を却下した(Bloombergの記事、Network Worldの記事、ロイターの記事、本家/.)。
Appleは、AmazonのAndroid向けアプリストア「Amazon Appstore for Android」がAppleの商標「APP STORE」を侵害しているとして、使用中止を求めて昨年Amazonを訴えた(/.J記事)。さらに「Appstore」を名称に使用することで、AmazonのアプリストアがAppleの「APP STORE」と同等の品質であると顧客を欺いており、虚偽の宣伝に当たるとAppleは主張している。しかし、Amazonが意図的に顧客を誤解させるような表現を使ったり、実際に顧客が誤解したりといった事実をAppleは示せなかったとのこと。なお、商標権侵害については8月に審理が行われる予定だ。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | ビジネス | 法廷 | アップル | アメリカ合衆国
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