【銘柄フラッシュ】東海運やAOCホールディングスが急伸しファナックは高値更新

2012年12月28日 12:26

  28日前場は、為替が海外から1ドル86円台に入る円安進行となったため、ファナック <6954> が上場来高値の1万6000円台に乗り1.6%高。トヨタ自動車 <7203> は2010年1月以来の一時4000円台を回復し1.5%高。東芝 <6502> は原発に関する首相方針などを好感し4.1%高で年初来の高値。ただ、年内の売買最終日とあって、三井不動産 <8801> は昨日までの連日高値から小反落となり、利食い先行の銘柄も点在。売買代金トップは野村ホールディングス <8604> となり朝方高値を更新し1.2%高。

  アラビア石油のAOCホールディングス <5017> は探鉱・開発部門を分離売却と伝えられ12.9%高。一方、スカイマーク <9204> (東マ)は「関空」発の便を取りやめる方針と伝えられ1.2%安。

  東証1部の値上がり率1位は東海運 <9380> の21.0%高となりセメント輸送に強いことが言われて一気に年初来の高値、2位はAOCホールディングス <5017> の12.9%高、3位は蛇の目ミシン工業 <6445> の11.7%高となり仕手色が強く株価2ケタ銘柄の底上げとされて年初来の高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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