ダイハツ、マレーシアに新車両生産工場を建設

2012年12月26日 18:44

 ダイハツ工業は26日、マレーシアにおいて、ダイハツが出資するプロドゥアの持株会社を通じて新たな車両生産工場を建設し、それを新会社で運営することを決定したと発表した。

 マレーシア政府が将来の自由化に向け国際競争力のある自動車産業の更なる育成を目指す中、高品質・低コストな車づくりを実現するモデル工場として、新工場では低燃費・低価格なスモールカーを生産する。生産能力は10万台/年(立ち上がり時)で稼動時期は2014年の年央を予定している。設備投資額は約200億円(建屋・設備)。

 ダイハツは海外事業の重要拠点であるマレーシアにおいて国際競争の激化をにらんで現地事業の構造改革に取り組んでいる。新会社では工場建設をはじめ、現地調達基盤の構築を強力に推進し、既存工場の改革と合わせて国際競争力向上のスピードアップを図る。

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