政府月例経済 前月同様の判断 景気は弱い動き
2012年12月25日 11:00
政府の月例経済報告に関する関係閣僚会議が21日開かれ、景気の基調判断について「世界景気の減速などを背景に、このところ景気は弱い動きになっている」と前月同様の判断を行った。
先行きについては「当面は弱さが残るものの、復興需要が引き続き景気の下支えをする中で、海外経済の状況が改善するにつれて、再び景気は回復へ向かうことが期待される」と予測。
一方で「海外経済をめぐる不確実性は依然として高い」として「わが国景気を下押しするリスクになっていることに注視する必要がある」と警戒感を示している。