Windows用64ビット版Firefox、ナイトリービルドの継続が決定

2012年12月24日 17:03

停止が決定していたWindows用64ビット版(Win64)Firefoxのナイトリービルドだが(/.J記事)、強い反対があったため継続することになったそうだ(GoogleグループでのディスカッションThe Next Webの記事本家/.)。

特に重要な点として、数千のタブを開いてFirefoxを使用するユーザーの存在が挙げられている。こういったユーザーはテストのためではなく、4GBの制限を超えるためにWin64ナイトリービルドを利用している。こういった利用をサポートするためにリソースを割り当てることはできないが、ビルドを継続することは大きな負担ではないため、条件付きで継続することにしたという。

計画の変更点としては、すべてのWin64ナイトリービルドのユーザーを、自動更新でWin32ナイトリービルドに移行させる 
 Win64ナイトリービルドは継続する。64ビットビルドを使いたいユーザーは、32ビットビルドへの移行日(日付は未定)の後でダウンロードする必要がある 
 初回起動時に表示するページと、アップデートのページでWin64ビルドはサポートされないことを説明する 
 Win64ビルドのクラッシュリポートを無効化 
 Win64ビルドではclick-to-playプラグインをデフォルトで有効にする 
 テスト用のWin64ビルドは廃止 
 Win64ビルドはティア 3として扱う(Supported build configurations) とのこと。

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