ヤフー、「Yahoo!掲示板」に代わる新サービス「textream」を公開
2012年12月21日 18:28
ヤフー(Yahoo! JAPAN)は21日、新サービス「textream(テキストリーム)」を公開したと発表した。「textream」は「Yahoo!掲示板」に代わる新たなコミュニケーションサービスで、本日より「textream」と「Yahoo!掲示板」は書き込み内容の同期を開始する。併存期間を経た上で、2013年初旬にスマートフォン版及びPC版「Yahoo!掲示板」は「textream」へサービスを移行する。また、同じ期日を持ってフィーチャーフォン版「Yahoo!掲示板」はサービスの提供を終了する。
「textream」は、ユーザー自身が自由にスレッドを登録し、同じ話題を基に不特定多数でのコミュニケーションを楽しめるサービスで、ニックネームや写真などのプロフィール情報を登録し、匿名でありながら個人として人格を持って利用できることが大きな特徴。
実名やリアルでの関係性が強いコミュニケーションサービスや、完全に匿名の人格を持たない関係性のコミュニケーションサービスとは異なり、ユーザーの性格や長所、キャラクター、知名度など「人格を持った匿名」として活動できる。
Yahoo!掲示板に代わるサービスとして、これまでの価値を内包したコンテンツを展開すると共に、スマートフォンの普及によりコミュニケーションの需要や形態が多様化するなか、「人格を持った匿名」という独自の関係性、距離感で生まれる新たなコミュニケーション価値の提供を目指す。
また、スマートフォンでの利用を重視し、リアルタイム性が高く、シンプルで使いやすいコンテンツを揃えていることも特徴。スマートフォン用アプリの公開も予定している。