【銘柄フラッシュ】は東京建物不動産販売が急伸し新規上場の地盤ネットは買い気配

2012年12月21日 12:23

  21日前場は、中盤から円安基調が止まったため、朝方に高値を更新したトヨタ自動車 <7203> が前引けは小幅安に転じ1.2%安。同様に戻り高値を更新したパナソニック <6752> も前引けは1.0%安。ただ、不動産株は値を保ち、住友不動産 <8830> は連日高値を更新したあとも3.7%高。みずほフィナンシャルグループ <8411> は前日比変わらずで売買代金1位。

  本日、新規上場の地盤ネット <6072> (東マ)は前場、気配値を上げたまま売買が成立せず、公開価格720円に対し、前引けは70%高の1224円の買い気配。住宅を建てる土地の地盤調査や品質証明を行ない、脱デフレ政策などに合致。

  東証1部の値上がり率1位は東京建物不動産販売 <3225> の17.1%高となり一連の不動産株高の中で出遅れ感が強いとされ一気に戻り高値、2位は日本アジア投資 <8518> の13.8%高となり株価回復を受けて投資先の評価アップの期待がいわれて一気に戻り高値、3位は東海カーボン <5301> の12.2%高となり大和証券が投資判断を「中立」から「買い」に見直したと伝えられて連日戻り高値、ルック <8029> は記念配も含めた大幅増配を好感し6.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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