LGエレクトロニクス、デジタルサイネージ全モデルにIPS搭載
2012年12月20日 17:49
韓国のLGエレクトロニクスは19日、産業用ディスプレイ市場攻略を目指し、来年からデジタルサイネージの全モデルにIPS(In-Plane Switching)パネルを搭載すると明らかにした。
LGエレクトロニクスは、来年発売するIPSデジタルサイネージ主要製品を来年1月の初めにアメリカ・ラスベガスで開かれる消費者家電展示会(CES)に展示する予定だ。
84インチウルトラHDマルチタッチサイネージ(84WT70)は、地図、教育、交通など、各種生活情報を大画面且つ超高画質で提供することができる。
一般のテレビとサイネージ機能を結合したTV(47LT560)は、特別な装備なしで番組を流すとともに広告文句や写真を自然に表示することができるため費用負担をおさえることができる。
デジタルサイネージ(digital signage)は、公共の場で文字や映像など様々なデジタル情報を提供するデジタル映像装置で、液晶の低価格化、通信のブロードバンド化により、広告手段として注目されつつある。
また、IPSパネルは、どの角度からも鮮明で自然なカラーを表現することのできる先端ディスプレイ。光や熱を受けると画面が黒くなるなどの現象がなく、外部圧力にも強いので表面を押しても歪んだりチカチカしたりすることもない。(翻訳:宮本りさ)