【銘柄フラッシュ】関西電力や木村化工機が急伸し三国コカ・コーラもストップ高

2012年12月17日 16:21

  17日後場は、関西電力 <9503> が一時19%高の150円ストップ高に進み、大引けは17.7%高。前場の東京電力 <9501> に続いて電力株が相次ぎストップ高。不動産株は高値もみ合いになり、三井不動産 <8801> は朝方2.4%高で年初来の高値に進み、大引けは2.0%高。自動車株は富士重工業 <7270> が朝方高値を更新したあと高値もみあいとなり1.4%高。シャープ <6753> は大引けにかけて300円台を回復し11.9%高となり売買代金、出来高とも首位。

  三国コカ・コーラボトリング <2572> は13年7月にコカ・コーラ系4社が経営統合と週末に伝えられ14.4%高の100円ストップ高。古河電池 <6937> はマグネシウム合金による次世代電池の試作を材料に17.3%ストップ高。麻生フオームクリート <1730> (JQS)は財務大臣に麻生氏との観測があり34.0%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位には株価ひとケタのランド <8918> が入り33.3%高、2位は東京電力 <9501> の32.9%ストップ高、3位は東京電波 <6900> の21.3%ストップ高となり低PBRなどがいわれて戻り高値、4位は前引けと同じく木村化工機 <6378> の20.2%高となり原子力発電関連株のため物色を強め一時ストップ高。

  四国電力 <9507> は15.3%高、東北電力 <9506> は15.2%高、九州電力 <9508> は12.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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