【銘柄フラッシュ】東京電力が急伸し古河電池も高く三井不動産は高値更新

2012年12月17日 12:36

  17日前場は、自民党の大勝を受けて新内閣のデフレ脱却策などに改めて期待が強まり、三井不動産 <8801> が2.4%高で年初来の高値、大和証券グループ本社 <8601> も1.4%高ながら年初来の高値。原発政策への期待から電力株が全面高となり、東京電力 <9501> は50円高は32.9%高の202円まで上げストップ高。

  材料株物色も活発で、古河電池 <6937> はマグネシウム合金による次世代電池の試作を材料に17.3%ストップ高。麻生フオームクリート <1730> (JQS)は財務大臣に麻生氏との観測から34.0%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は東京電力 <9501> の32.9%ストップ高、2位は東京電波 <6900> の21.3%ストップ高となり低PBRなどがいわれて戻り高値、3位はクボテック <7709> の19.9%高となり逆日歩が高額で売り方は窮地との思惑相場が再燃し急反発、4位は木村化工機 <6378> の19.9%高となり原子力発電関連株のため政策期待が強まり戻り高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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