『会いたい』ユ・スンホ、微笑みの裏に隠した復讐劇スタート

2012年12月17日 12:06

 MBC水木ドラマ『会いたい』のユ・スンホが、天使の微笑みの裏に隠したすさまじい復讐の序幕を知らせ視聴者の視線を捉えた。

 13日に放送された『会いたい』12話でハリー(カン・ヒョンジュン/ユ・スンホ)は、ジョンウ(パク・ユチョン)に叔母ミッシェル・キム(キム・ソンギョン)の死がハン・テジュン(ハン・ジニ)の貯蓄銀行と関連しているという情報を提供した。

 ジョンウは、父親の会社に関連する事件を自分に依頼するハリーの行動を不審に思ったが、「僕があの人の息子であることは間違いないが、僕とは何の関係もないことだ」と言い切った。しかしハリーはその答えを待っていたかのようにナム理事(チョ・ドクヒョン)がファン・ミラン(ド・ジウォン)の建物を担保にミッシェル・キムから巨額の資金を借りていたという借用書と一緒にサンイル貯蓄の通帳取引明細書を渡してジョンウを混乱させた。

 これは、ハリーが14年前、自分から母親を奪い、致命的な傷を負わせたハン・テジュンに向けた復讐の始まりであり、ジョンウの手で父親ハン・テジュンの手に手錠をかけさせようとするハリーの緻密な計略だった。

 ハリーから取引履歴などを受け取り出て来たジョンウは、ハリーの家を訪れた父ハン・テジュンと出くわす。ハン・テジュンはジョンウを無視してハリーの家に入ったが、ジョンウは心配そうな眼差しでいつまでも父の車を見つめていた。

 CCTVでこの姿を楽しむように見ていたハリーは、「ハン・テジュン、天国へようこそ」と言いながら冷たく不気味な微笑を見せた。

 一方、ハリーから「神さえもお前を救ってくれることはないだろう。待ってろ」というメッセージのついたおもちゃの自転車を受け取ったハン・テジュンは、急いでどこかへ向かったが、そこは他でもないハリーの母親カン・ヒョンジュ(チャ・ファヨン)が閉じ込められている精神病院だった。

 今まで死んだとばかり思っていたカン・ヒョンジュが生きているという事実が明らかになり、緊張感をより一層高めているドラマ『会いたい』は、毎週水木曜日の夜9時55分放送。(翻訳:宮本りさ)

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