領有権主張への動きと中国の対応に警戒示す
2012年12月17日 11:00
外務省の横井裕外務報道官は14日夕の記者会見で、尖閣諸島をめぐる中国の一連の動きに「尖閣諸島に対する領有権を主張するため、このような動きをしているのではないか」との認識を示した。
そのうえで横井外務報道官は「我が国としてはこのような状況のエスカレーション、あるいは予期せざる事態の発生というものは現に望ましくなく、不測の事態を生じさせることは双方の国民にとっても利益にならない」とした。
また「我が国としては如何なる状況においても冷静に対応していく方針だ」とするとともに「我が国の主権を侵害する行為には国内法に基づき引き続き断固対応していく」と語った。(編集担当:森高龍二)