トヨタ、東北初のエンジン工場が竣工 アクアに搭載

2012年12月14日 23:11

 トヨタ自動車東日本は14日、宮城大和第3工場の竣工・エンジンラインオフ式を行い、稼動を開始したと発表した。今回竣工した工場はトヨタグループとして東北初のエンジン工場となり、小型ハイブリッド車(HV)「アクア」用の1500ccエンジンを生産し、トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ヶ崎町)に供給する。生産能力は年間約10万基。

 ラインオフ式において、トヨタ自動車東日本の白根武史社長は、「今回のアクアエンジンの組立開始により、ユニットから車両生産まで一貫して東北で生産できる体制が構築できた。コンパクト車づくりに磨きをかけ、東北復興に微力ながら貢献したい」と述べた。

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