ソフトバンクのiPhone 5、いよいよテザリング開始:操作手順を紹介
2012年12月14日 22:37
ソフトバンクモバイルがiPhone 5など4G/LTE対応スマートフォン向けに提供する「テザリングオプション」が明日15日から利用可能になる。
テザリングは、Wi-Fi(無線LAN)対応のパソコンやゲーム機などからスマートフォンをアクセスポイント(Wi-Fiルーター)としてインターネット接続できる機能。
iPhone 5の場合、まずキャリア設定アップデートを行っておく必要がある。12月6日以降、ホーム画面上に「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されることがあり、タップするとアップテートできる。手動では、「設定」→「一般」→「情報」の「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されるので、「アップデート」をタップすればよい。なお、キャリア設定アップデート後は、電源オフ/オンする必要がある。
キャリア設定アップデートが済めば、「設定」→「一般」→「モバイルデータ通信」→「インターネット共有」と進み、「インターネット共有」をオフからオンにすればよい。また、同画面でテザリングに必要なネットワーク名とパスワードを確認できる。
テザリング中は、画面上部に青いバーが表示され、接続中であることが確認できる。
その他の操作詳細や、iPhone 5以外のスマートフォン、iPad mini、iPad Retinaディスプレイモデルでの設定方法は同社Webサイト(http://mb.softbank.jp/mb/service_area/network/tethering/)で案内されている。
テザリングオプションは、12月31日まで申し込みを受け付ける。月額使用料は2年間無料で、3年目以降は525円/月。
なお、同オプションの制約として、毎月のデータ量が7Gバイト(3年目以降は7.5Gバイト)を超えた場合は、請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限されるため、通信量が多い場合は中が必要だ。別途申し込みをすれば、2Gバイトごとに2,625円の料金で制限なく利用できる。
ソフトバンクは当初、2013年1月15日からテザリングサービスを開始すると発表したが、10月に入って1カ月前倒しの12月15日に提供開始することを明らかにした。また、今月6日にはiPhone 5に先立って、iPad mini、iPad Retinaディスプレイモデル向けにテザリングサービスの提供を開始している。
ソフトバンクと同じくiPhone 5を発売するKDDIは、発売当初からテザリングを提供していた。