【銘柄フラッシュ】東京電力が急伸し大林組など高値に進みシャープは連日活況高
2012年12月14日 16:17
14日後場は、衆議院選の投票日を控え、ひとまず手仕舞うムード。後場寄りに反発幅を広げた日産自動車 <7201> は大引け0.3%安と軟化し、日経平均も小幅安反落。ただ、原発政策や一段の脱デフレ策、国土強靭化策などには期待が強く、東京電力 <9501> が7.8%高の急伸となり戻り高値。大林組 <1802> は3.4%高で高値更新。三井不動産 <8801> も1.2%高で高値を更新し、日本橋梁 <5912> は一段ジリ高の8.4%高。携帯基地局や太陽光発電投資に関連する多摩川ホールディングス <6838> (JQS)は36.2%ストップ高。
本日、新規上場のチムニー <3178> (東2)は9時9分に公開価格1000円に対し945円で売買が成立し、初値。その後は下値を937円に、957円まで上げ、終値は943円。寿司居酒屋「はなの舞」などを展開。MBO(経営陣の参加による買収)で2010年4月にいったん上場廃止。2年8カ月ぶりの再上場。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じランド <8918> で株価ひとケタのため50.0%高、2位も前引けと同じくピーエス三菱 <1871> となり国土強靭化策などに期待あり前引けの12.8%高から一段上げて17.8%高、3位も前引けと同じくイノテック <9880> となりPBR0.3倍は低すぎとされて9.3%高の戻り高値、4位も前引けと同じく駒井ハルテック <5915> となり国土強靭化策に期待と出直りを強めて9.0%高。
シャープ <6753> は全上場銘柄の中で出来高1位となり需給妙味が強く終盤に再騰し7.6%高の高値引けで3日連続戻り高値を更新した。ソニー <6758> も2.3%高となり連日の戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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