ソフトバンク、住宅の屋根を利用した太陽光発電プロジェクトを開始

2012年12月12日 16:38

 ソフトバンクモバイルと、ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジーは12日、住宅の屋根を顧客から借り受けて太陽光発電システムを設置し、発電した電気を電力会社に売電する「おうち発電プロジェクト」を共同で開始すると発表した。募集期間は2012年12月21日から2013年3月31日までで、先着で1,000棟を募集する。

 「おうち発電プロジェクト」は、顧客の住宅の屋根をソフトバンクモバイルが借り受けて「発電スポット」として太陽光発電システムを設置した後、SBエナジーがまとめて管理し、発電した電気を全て電力会社に売電することで太陽光発電の普及・拡大を図る新しい取り組み。

 顧客側は、負担なしで自宅の屋根に太陽光発電システムを設置できるほか、売電額の一部を「発電スポット」利用料として受け取ることが可能。さらに停電時は発電した電気を非常用電源として利用することができる。なお、太陽光発電システムは20年の契約期間が満了した後、顧客に無償で譲渡する。

 また、「おうち発電プロジェクト」に合わせて新たに提供する「モバイルセット割」で、3年間にわたってソフトバンク携帯電話の「ホワイトプラン」基本使用料、「ホワイトBB」の月額使用料、「Yahoo! BB」の月額利用料金の割引が受けられる。

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