【銘柄フラッシュ】新規上場のエニッシュが7割高の気配値となりUMNファーマも堅調
2012年12月11日 12:18
11日前場は、ベスト電器 <8175> がヤマダ電機 <9831> によるグループ化を公取委が認可と伝えられたことを好感し20.2%高の急伸となり東証1部の値上がり率2位。輸出関連株は高安マチマチの中で、スズキ <7269> はドイツ証券の目標株価を好感して3.1%高の戻り高値。シャープ <6753> は2.0%高と反発し東証1部の出来高2位。
本日、新規上場となった2銘柄のうち、enish(エニッシュ) <3667> (東マ)は前場買い気配のまま売買が成立せず、公開価格800円に対し70%高い1360円の気配。SNS(交流サイト)によるソーシャルゲーム開発が主事業。上場による新株発行などで14.94%保有する筆頭株主グリー <3632> は1.9%高。
本日、新規上場のもうひとつ、UMNファーマ <4585> (東マ)は公開価格1300円に対し9時12分に1196円で売買が成立し初値。その後は1173円を下値に持ち直し、1320円前で上げて前引けは公開価格と同じ1300円。バイオ医薬品の開発を主に、薬品原料の受託製造も展開。当面は新薬候補物質の研究開発投資が先行。
産業革新機構などによる出資が伝えられたルネサスエレクトロニクス <6723> が一時14%高近い上げとなり、前引けは3.6%高。
東証1部の値上がり率1位はクボテック <7709> の21.9%ストップ高となり10日申し込み現在の逆日歩が前日の20円から一挙100円にハネ上がったと伝えられ、信用売り苦境との見方で急伸戻り高値、2位はベスト電器 <8175> の20.2%高、3位はアイロムホールディングス <2372> の15.5%高となり再生医療関連として仕手化がいわれ連日高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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