三菱UFJニコス、三菱地所の施設で共通ポイントが貯まるクレジットカードを発行
2012年12月10日 16:34
三菱地所と三菱UFJニコスは10日、三菱地所グループの商業施設やホテル、ゴルフ場などの顧客を対象にした、グループ共通のポイントが貯まる提携クレジットカード「三菱地所グループCARD」の発行で合意したと発表した。2013年4月の発行開始を予定している。
同カードは、丸ビル・新丸ビルなどの都心型商業施設や全国に8施設を展開する「プレミアム・アウトレット」シリーズ、来年新たに開業する「MARK IS(マークイズ)」といった主要商業施設のほか、ロイヤルパークホテルシリーズ、ゴルフ場など、約40施設を対象とした"グループ共通カード"となる。また、グループ共通で使える専用ギフトカードがもらえるお得なポイント制度などの特典の付帯を予定している。
具体的には、三菱地所グループの対象施設において同カードのショッピング利用100円(税込)ごとに2ポイントを付与、また、提携施設以外での利用においては1ポイントを付与する。貯まったポイントは1,000ポイントごとに1,000円分の「mec共通ギフトカード」に交換可能。さらに、グループ各施設でのお得な優待特典が付帯する。
従来、三菱地所グループの提携カードは、施設単位、運営管理会社単位での発行・ポイント還元にとどまっていたが、今回、三菱地所グループのブランド戦略の一環として「三菱地所グループCARD」を発行することで、各事業領域の枠を越えグループ全体での総合力を発揮することを目指す。
両社は、発行を開始する来年4月に向け、新カードの特典等のメニューやカードデザイン、各施設との連携などの詳細を詰めていく予定。会員獲得にあたっては5年間で30万人を目指していく。