ミサイル部品落下しそうなら破壊するよう命令
2012年12月10日 11:00
森本敏防衛大臣は7日、北朝鮮が人工衛星と称するミサイルが発射され、その一部が日本の領土・領海に落下しそうな場合、これを打ち落とす破壊措置を航空総隊司令官らに命令した。この日開いた安全保障会議の方針をうけての対応。
森本防衛大臣は「イージス艦3隻を日本海および東シナ海、PAC-3の部隊を沖縄および首都圏にそれぞれ展開させ、北朝鮮が発射を公表している12月10日以前に態勢が完了する予定」と話した。
また、米国、韓国と緊密に連携し、発射初期の情報入手手段の確保に努めているとした。防衛省はミサイルは沖縄県の先島諸島上空を通過することになるとみている。