【銘柄フラッシュ】東京電力やアイロムが急伸し新規上場のテクノスジャパンも活況高

2012年12月7日 16:22

  7日後場は、東京電力 <9501> が急伸し、米国政府がLNGの輸出制限を緩和との観測を材料に、燃料コスト低下の期待から需給妙味を強め12.9%高の戻り高値。「電力・ガス」が業種別指数の値上がり率トップ。トンネル・高速道などの改修関連株の人気も続き、本日は東急建設 <1720> が一番人気となり21.6%高で戻り高値。東洋水産 <2875> や伊藤ハム <2284> は年初来の高値。シャープ <6753> は需給妙味を増して8.5%高と戻り高値に進み売買代金・出来高とも1位。

  本日、新規上場のテクノスジャパン <3666> (JQS)は9時40分に公開価格1540円を約22%上回る1878円で売買が成立し、初値。その後は約48%上回る2278円まで上げ、終値も2278円。ERP(統合基幹業務システム)など、ITシステムの企画・立案から設計・開発、導入・保守までをワンストップで行なう。

  グリー <3632> は11日に新規上場となるゲーム開発のenish(エニッシュ) <3667> (東マ)の上位株主だが本日は動きなく0.6%安。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き東急建設 <1720> となり首都高速のトンネル改修工事に期待とされて一段高の21.6%高となり一気に戻り高値、2位は三井住友建設 <1821> となり株価2ケタの手軽さに仕手色が加わり連日大幅高の20.6%高、3位はアイロムホールディングス <2372> の17.8%高となり再生医療関連株として11月に急騰しており本日は京大・山中教授のノーベル賞授賞式を材料に仕掛け買いとかで再騰、4位は福島銀行 <8562> の16.4%高となり株価2ケタの手軽さに債券市場の高騰や来年のNHK大河ドラマ特需がいわれて戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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