【銘柄フラッシュ】東急建設が急伸し新規上場のテクノスジャパン好調でシャープは活況高
2012年12月7日 12:33
7日前場は、米国政府がLNGの輸出制限を緩和との観測が出て、日本経済の源燃料コスト低下の期待。関西電力 <9503> が3.8%高となり戻り高値を更新するなど、「電力・ガス」が業種別指数の値上がり率1位。三井住友建設 <1821> は11.8%高など、トンネルや高速道の老朽化対策に関連する銘柄も動意活発。シャープ <6753> は米クアルコムによる出資を引き続き好感し、信用倍率1倍台の需給妙味を強めて10.6%高と上げピッチを速め、売買代金・出来高とも1位。
本日、新規上場のテクノスジャパン <3666> は9時40分に公開価格1540円を約22%上回る1878円で売買成立。その後は約38%上回る2130円まで上げ、前引けも2100円。ERP(統合基幹業務システム)など、ITシステムの企画・立案から設計・開発、導入・保守までをワンストップで行なう。
11月30日上場のジーンテクノサイエンス <4584> (東マ)は大きく出直り、一時ストップ高の1616円(300円高)。上場来高値1670円に接近。
東証1部の値上がり率1位は東急建設 <1720> (東1)の19.7%高となり首都高速のトンネル改修工事に期待とされて一気に戻り高値、2位はアイロムホールディングス <2372> の14.5%高となり11月に再生医療関連株として急騰しており京大・山中教授のノーベル賞授賞式が再騰材料と高値に接近、3位は福島銀行 <8562> の12.7%高となり株価2ケタの手軽さに債券市場の高騰や来年のNHK大河ドラマがいわれて戻り高値、4位は三井住友建設 <1821> の11.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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