【銘柄フラッシュ】インプレスHLDが急伸し新規上場のIBJは値つかずの買い気配
2012年12月6日 12:18
6日前場は、日経平均が3日ぶりに衆議院解散後の上昇相場で戻り高値を更新。複数の大手紙が世論調査で自民党の優勢を伝えたため、解散後の上げ相場に信頼感。原発政策を意識して「電力・ガス」が業種別の値上がり率1位となり、関西電力 <9503> は3.5%高。売買代金1位は三井住友フィナンシャルグループ <8316> 。証券株も軒並み高くなり、大和証券グループ本社 <8601> の1.1%高などが年初来の高値。
本日、新規上場のIBJ <6071> (JQS)は買い気配を上げる好スタートとなり、前引けは、公開価格1450円を68%ほど上回る2430円の気配値。まだ売買は成立していない。SNS(交流サイト)で「婚活」支援を行なう。
東証1部の値上がり率1位はインプレスホールディングス <9479> の13.7%高となり電子書籍関連株の中で最近大きな動きがないため出遅れ感がありPBR0.6倍前後の割安感、2位は山一電機 <6941> の13.0%高となりPBR0.3倍前後で業績回復の予想とされて出直り急、3位はドリームインキュベータ <4310> の11.1%高となり来年は新規上場企業が増えるとの期待から出直り急。NTN <6472> はBOAメリルリンチ日本証券の目標株価引き上げがいわれて戻り高値の10.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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