米三菱電機、リアプロダクションテレビ事業から撤退
2012年12月5日 06:00
taraiok 曰く、 CEProによれば、三菱電機の米法人である三菱電機ビジュアルソリューションズアメリカ(Mitsubishi Electric Visual Solutions America, Inc.、MEVSA)はリアプロジェクションテレビ事業から撤退する見込みだという。MEVSAのCEO、Junichi Nose氏からサービスセンター関係者に送られた手紙から判明したとしている(CEPro、本家/.)。
リアプロジェクションテレビは、スクリーンの背面からプロジェクタで画面を投影することで映像を表示するテレビ。筐体の奥行きが大きくなるという欠点はあるが、米国では広く普及しており、三菱電機だけでなくソニーなどもこのタイプの製品を開発・発売していた。
記事によれば三菱は1990年代以降、大画面リアプロジェクションテレビの先駆者として知られていたが、液晶テレビの台頭で売り上げが低迷した。リアプロジェクションテレビの出荷台数は2006年の220万台がピークで、2008年には50万台まで落ち込んでいたという
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