ソニー、ソネットエンタテインメントを株式交換で完全子会社化
2012年12月4日 20:51
ソニーとソネットエンタテインメントは4日、ソニーを株式交換完全親会社とし、ソネットを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことをそれぞれ決定し、両社間で株式交換契約を締結したと発表した。なお、株式交換の効力発生日に先立つ2012年12月26日に、ソネットの普通株式は上場廃止(最終売買日は2012年12月25日)となる予定。
同株式交換では、ソネットの普通株式1株に対してソニーの普通株式706株を割当交付する。
ソニーは、ソネットの完全子会社化をめざして2012年8月10日から同年9月20日まで、ソネットの普通株式及び新株予約権の全てを対象とする公開買付けを実施した。その結果、現在ソニーは、その完全子会社であるソニーファイナンスインターナショナルによる保有分と合算して、ソネットの普通株式245,181株(ソネットの発行済株式数に占める保有割合95.95%)を保有している。
ソニーは、ソネットをソニーの完全子会社とすることを企図しており、公開買付けによりソニーはソネットの普通株式の全てを取得できなかったことから、ソニー及びソネットは今回、株式交換によりソネットをソニーの完全子会社とすることを決定した。