米企業、パンの消費期限を 2 ヶ月に延ばせる技術を開発
2012年12月4日 12:20
eggy 曰く、
米 Microzap 社が、60 日が経過してもパンにカビが生えないようにする技術を開発した。同技術は、パンだけでなく七面鳥の肉や果物、野菜などの食品にも効果があるとのこと (本家 /. 記事、BBC News の記事
より) 。
パンの最大の敵はカビであるが、パンから蒸発した水分がパンを包装するビニールの中に籠ると、パンに湿気を与えることになりカビが繁殖しやすい状況を作ってしまう。そして通常 10 日もするとカビてしまうことになる。だが、Microzap が家庭用電子レンジと同様の技術を用いてい開発した技術を用いることで、2 ヶ月もパンにカビが生えないようにすることができるのだという。もともとは MRSA やサルモネラ菌の殺菌を目的として開発されたものであるが、パンのカビ胞子も殺菌できることを発見したのだそうだ。
先進国において食品廃棄物は重大な問題の一つに挙げられる。米国では平均して、家庭で購入される食料品の 4 割が捨てられている統計結果も報告されており、年間にすると全米の家庭で 1650 億ドル分もの食料が無駄に廃棄されているということになる。
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