10月の新設住宅着工戸数:いよいよ駆け込み需要発生か
2012年12月3日 22:09
11月30日に国土交通省から発表された10月の「新設住宅着工戸数」は84,251戸になり、前年同月に比べて+25.2%となりました。これは昨年7月末に住宅エコポイントが終了し、9月末にフラット35Sが終了したときの駆け込み需要83,398戸を超える数字です。
2014年4月の消費増税を見据えて、いよいよ駆け込み需要が発生したのでしょうか。また、今後は次期政権を担うと目される自民党が「インフレ政策」を推進していることも、追い風となってくるでしょう。
投資対象としては、住宅株はもちろん、オプションとして需要が発生する太陽光パネル設計、耐震設計株などが面白くなると個人的には読んでいます。来年9月までの契約が消費税5%の適用となるそうなので、初夏を迎える頃くらいまでは市場も盛り上がりを見せてくれるのではないでしょうか。
※住宅着工戸数:その月の建設が開始された新設住宅戸数。住宅の購入と同時に家具や家電なども買い揃えますので、住宅購入が経済に与える影響は少なくありません。