【銘柄フラッシュ】戸田工業や中山製鋼が一段高となり大林組や日本ハムが高値更新
2012年11月29日 16:19
29日後場は、円相場が対韓国ウォンでも円安基調になり、新日鐵住金 <5401> が一段ジリ高の2.7%高など、鉄鋼株が堅調。
株価指数の先物に大口の買いと伝えられ、日経平均と相関性の強いソフトバンク <9984> が持ち直し0.3%高、ファーストリテイリング <9983> も0.3%高。材料株物色も活発で、戸田工業 <4100> はレアアース(希土類)を使わない磁石材料の量産化などを材料に34.0%ストップ高。フライトシステムコンサルティング <3753> (東マ)は「アイフォーン」向け決済システムが材料視されて20.7%ストップ高。電子書籍関連のクリーク・アンド・リバー社 <4763> (JQS)は7.8%高。
私的整理が伝えられた中山製鋼所 <5408> は朝安の後急激に切り返し、後場は株価2ケタの投機妙味が増幅する形で資金が集まり55.0%高。
東証1部の値上がり率1位は中山製鋼所となり55.0%高、2位は戸田工業 <4100> の34.4%ストップ高、3位は古河電池 <6937> の21.7%ストップ高となり「金属空気電池」の大容量化に成功と伝えられたことを好感したものの順位は前引けの1位から後退、4位は不動テトラ <1813> の16.5%高となり東京電力 <9501> の「福島復興本社」計画や洋上風力発電を材料に戻り高値。
大林組 <1802> は「福島復興本社」計画を材料に1.6%高ながら年初来の高値を更新、日本ハム <2282> はPBRの出遅れ感や需給妙味がいわれて1.8%高ながら年初来の高値を連日更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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