【銘柄フラッシュ】古河電池や不動テトラが急伸しスズキは高値に顔合わせ
2012年11月29日 12:25
26日前場は、対ユーロでの円安転換やNY株の106円高などが好感され、スズキ <7269> が3日前の年初来高値に顔合わせし前引けは1.0%高など、自動車株が全般反発。材料株物色も活発で、ニトリホールディングス <9843> は約2年ぶりの大規模値下げを好感し1.5%高の反発。出来高1位は不動テトラ <1813> の12.6%高となり東京電力 <9501> の「福島復興本社」計画や洋上風力発電を材料視。
私的整理が伝えられた中山製鋼所 <5408> は、朝方下げたものの急激に切り返し15.0%高。1位株主の新日鐵住金 <5401> などが増資を引き受けると伝えられ投機妙味。フライトシステムコンサルティング <3753> (東マ)は「アイフォーン」向け決済システムが材料視されて17.2%ストップ高。
東証1部の値上がり率1位は古河電池 <6937> の21.7%ストップ高となり「金属空気電池」の大容量化に成功と伝えられたことを好感、2位はランドビジネス <8944> の18.0%ストップ高となり決算発表を材料にした11月中旬からの急騰相場が中段もみあいを経て騰勢第2波入りとされ高値更新、4位は中山製鋼所 <5408> の15.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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