花、金魚、風景にフォーカスした蜷川実花展が渋谷ヒカリエで開催

2012年11月28日 12:50


東京・渋谷ヒカリエ8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで、12月19日(水)より蜷川実花展が開催される。


[ この記事の画像を見る ]



本展では、2003年制作「Acid Bloom」「Liquid Dreams」シリーズ、2004年制作「floating yesterday」シリーズ、2010年制作「noir」シリーズより抜粋された作品を展示。題材は花、動物、金魚、風景など自然にクローズアップ。全ての被写体には、蜷川実花が作り出す独自の美的感覚と世界観が映し出されている。



生命の一瞬の輝きをとらえた蜷川の作品は、独特の華やかな色彩を持ち、観る者に様々な感情や非現実的な世界を強く印象づける。光と色の深度を強めることで「極彩色の闇」を浮かび上らせる独自の手法によりビビッドに、かつダイナミックな画を作り出すことで、生の豊潤さを表現した写真展だ。蜷川実花ワールドを8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで堪能して。



【プロフィール】

■蜷川実花

1997年多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業後、2001年第26回木村伊兵衛写真賞など数々の賞を受賞。今までに国内外で80以上の個展を開催し、2010年Rizzoli N.Y. から出版した写真集「MIKA NINAGAWA」は世界各国でも話題となった。近年では「さくらん」「ヘルタースケルター」の映画監督や、セリーヌマスターマインドジャパンなどファッションブランドとのコラボレーション等益々活動の幅を広げるなど、今最も活躍する写真家のひとり。主な展覧会に5ヵ所の国内美術館を巡回した初の大規模な回顧展「蜷川実花展 地上の花、天上の色」(2008-2010年)があり、小山登美夫ギャラリーでの展覧会は2011年京都での森山大道氏との二人展「森山大道×蜷川実花展」など、今回で6回目となる。



【イベント情報】

蜷川実花展

2012年12月19日(水)~2013年1月14日(月)

営業時間:11:00~20:00 ※展覧会期中1月1日(火)のみ休廊

入場料:無料

会場:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8F



【問い合わせ先】

8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

TEL:03-6434-1493


関連記事

最新記事