ジャパンケーブルネットがNECのタブレット端末を新サービス向けに採用

2012年11月28日 17:18

 NECは28日、同社のAndroid搭載10.1型タブレット端末「LifeTouch L」が、ジャパンケーブルネット(JCN)のサービス向け端末として採用されたと発表した。

 同タブレット端末は、ケーブルテレビ向けとして世界初のAndroid 4.0搭載セットトップボックス「Smart TV BOX」を用いてJCNが本日から提供する新サービス「JCNスマートテレビ」の専用タブレットとして、「LifeTouch L for JCN」の名称で販売される。

 「LifeTouch L for JCN」は、10.1型ディスプレイを搭載しながら薄さ7.99mm・軽さ約540gを実現したタブレット。「JCNスマートテレビ」の料金コース「スマートマックスwithタブレット」の専用端末として利用される。無線LAN対応やDLNA準拠により、家庭内の好きな場所で地デジ・BS・CS多チャンネルの放送中番組やセットトップボックスに録画した番組を視聴することができ、専用リモコンとしても利用できる。

 また、タブレット端末として業界で初めて日本ケーブルラボが定める「ケーブルDLNA運用仕様JLabs SPEC-020 1.2版」に対応し、SD(Standard Definition:旧来のアナログテレビ相当の映像画質のこと)画質放送のワイヤレス視聴や、タブレット端末からのペアレンタルコントロール(視聴年齢制限)設定を可能にした。これらにより、CS放送に対する視聴者の多様なニーズに対応するとともに、家庭で安心して利用できる環境を提供する。

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