京都大とニプロ、iPS細胞を大量生産できる装置を共同開発

2012年11月28日 06:00

あるAnonymous Coward 曰く、 京都大とニプロがiPS細胞を大量生産できる装置を開発したとのこと。新装置は2週間で数億個という従来法の約10倍となる規模で生産できるだけでなく、これまでは手作業だった培養液の交換や細胞を分ける作業が自動化されているとのこと(読売新聞)。

 自動化により、培養液交換時にウイルスなどが混入する危険も回避できるという。装置は受注生産で、価格は1台2000万~3000万円の模様。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | 医療

 関連ストーリー:
2012年ノーベル医学・生理学賞はJohn B. Gurdon氏と山中伸弥氏の共同受賞 2012年10月08日
105 歳の以上の健康長寿者から iPS 細胞作製に成功 2012年08月01日
2012年のミレニアム技術賞、受賞者はLinus Torvalds氏と山中伸弥氏 2012年04月21日
世界初、iPS細胞から「がん幹細胞」作製 2012年04月16日

 

関連記事

最新記事