【銘柄フラッシュ】佐田建設や大豊建設が急動意となり東洋水産は連日高値

2012年11月27日 16:48

  27日後場は、安倍自民党総裁の発言が伝わると為替が円安気味に動き出す場面があり、キヤノン <7203> などが持ち直す動きをみせ、反応敏感。

  ただ、物色は総じて材料株や内需株にシフトし、ディー・エヌ・エー <2432> が2.5%高、ファーストリテイリング <9983> は1.9%高、JR東日本 <9020> は1.7%高、三井不動産 <8801> は1.8%高。売買代金1位はソフトバンク <9984> となり証券会社の投資判断を材料視し3.6%高。

  材料株物色は活発で、日本航空 <9201> はモルガン・スタンレーMUFG証券の積極判断を材料に続伸4.2%高。六甲バター <2266> (大2)は大証1部への昇格と記念増配を材料に高値更新後も強く4.7%高。サイバーエージェント <4751> (東マ)はSMBC日興証券の積極判断がいわれて出直り急の6.9%高。決算好調のウチダエスコ <4699> (JQS)は後場伸び悩んだものの高値更新の6.5%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き不動テトラ <1813> となり復興需要の低位株妙味とされて前場の15.9%高から一段強張り17.8%高、2位には佐田建設 <1826> の11.9%高が入り2ケタ妙味に加えてPBR0.6倍台は東証1部平均から大きく出遅れとされ出直り急、3位には大豊建設 <1822> の9.3%高が入り株価低位の復興需要関連株でPBR0.3倍台は一層出遅れと出直り拡大、4位にはわかもと製薬 <4512> の9.1%高が入り逆日歩妙味ありPBRも低いとの見方。

  日成ビルド工業 <1916> は日本エスコン <8892> (JQS)との提携が材料とされエスコンの連日高につられる形で7.3%高、東洋水産 <2875> は北米・メキシコで先行し円安効果に期待とされて連日高値の0.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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