中国、リモートセンシング衛星「遥感16号」を打上げ

2012年11月26日 17:00

 中国国家航天局(CNSA)は北京時間11月25日12時6分(日本時間13時6分)、リモートセンシング衛星「遥感16号(Yaogan-16)」を載せた「長征4号丙(Long March 4C)」ロケットを、甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「遥感16号」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

 「遥感16号」は中国航天科技集団公司所属の中国空間技術研究院が開発したリモートセンシング衛星で、主に科学実験、国土資源調査、環境保護、農作物の防災などに使用されるが、軍用目的もあると指摘されている。遥感シリーズの衛星は6月4日に続き、今年2回目。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって172回目の打ち上げだった。

 ■China Successfully Launches Remote Sensing Satellite
http://english.cas.cn/Ne/CN/201211/t20121126_95916.shtml

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