【銘柄フラッシュ】ルネサスエレや津田駒工業が急伸しファーストリテも堅調
2012年11月26日 16:41
26日後場は、日銀総裁の講演が伝えられ、円相場が一進一退に転じたため、朝方に2800円台を回復したホンダ <7267> が2700円台に値を消して0.6%高など、全体にダレ模様。
キヤノン <7751> も前場の一時3000円回復から後場は2900円台での推移になり0.2%高。半面、ファーストリテイリング <9983> は強さを保ち1万8000円台を保ち1.0%高。売買代金1位はトヨタ自動車 <7203> の1.7%高。
ミクシィ <2121> (東マ)は朝方の17万円台を保てなかったものの、ディー・エヌ・エー <2432> (東1)との提携を材料に戻り高値の3.5%高。陽光都市開発 <8946> (JQS)は単元株制度の導入にともなう株式分割や継続前提の注記解消を好感する相場が続き急反発でストップ高の29.9%高。
東証1部の値上がり率1位はルネサスエレクトロニクス <6723> の16.6%高となり資本強化に向けた主要株主の動向を好感し出直り急、2位は津田駒工業 <6217> の12.3%高となり仕手色が強くPBR0.5倍台のため市場平均を大きく下回るとされて戻り高値。3位はアイフル <8515> の10.7%高となり自民党の政権公約が追い風になりそうとの見方で高値更新、4位はニプロ <8086> の9.5%高となりiPS細胞などを効率生産する自動培養装置を京都大学などと共同開発と伝えられて戻り高値。
東邦チタニウム <5727> は仕手色が強く信用取り組み妙味がいわれて8.8%高の戻り高値、小森コーポレーション <6349> は造幣局が海外から通貨の製造受注に積極的とのTV報道がいわれて7.7%高で高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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