生理学研究所、「やる気」にさせる神経回路を発見
2012年11月26日 12:15
あるAnonymous Coward 曰く、 自然科学研究機構生理学研究所が、「やる気」にさせる神経回路を発見したそうだ。(47NEWS、日経プレスリリース)。
この発表によると、「やる気」は、脳が予測する報酬の量に強く影響を受けるらしい。しかし、脳のどの部位が報酬の量を予測しているかは分かっていなかったとのこと。自然科学研究機構生理学研究所の橘吉寿助教らのチームは、サルにモニター画面上である方向に目を動かすように覚えさせ、うまくできたらジュースをもらえるようにトレーニングするという実験により、運動を制御する大脳基底核の一部にある「腹側淡蒼球」という部位が強く関わっていることを見つけたとのこと。
橘助教は「やる気が学習意欲や習熟度をコントロールする仕組みを解明したい」としているとのこと。
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