Windows用の64ビット版Firefox、開発停止へ

2012年11月25日 11:28

comutt 曰く、 11月17日にGoogleグループのmozilla.dev.apps.firefoxで、Windows向け64ビット版ナイトリービルドの停止が提案されました。最終的にWindows向け64ビット版はナイトリー、アワリーともに停止する方向で進めるとの結論に達し、Bugzillaで開発者にこれらのビルドを中止するように求めています(GoogleグループでのディスカッションCNET Japanの記事Bugzillaへの投稿本家/.)。

提案理由としては、

  多くのプラグインは64ビット版が提供されていない。 
 実装していない機能が多いため、64ビット版のプラグインも正常には動作しない 
 ほかにするべきことがあるので、64ビットユーザーからのクラッシュリポートは優先度が低い などの点がユーザーの誤解や不満の原因になっているためとしています。「ほかにするべきこと」としては、ディスカッションの中でWindowsストア版のFirefoxやFirefox OSが挙げられています。

個人的にはWindows向け64ビット版の公式ビルド配布が停止しても大きな影響が出るとは考えにくいのですが、Firefoxから離れる層は一定数いそうな気がしています。

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