マツダ、新世代フラッグシップモデルの新型「アテンザ」を発売

2012年11月20日 11:54

 マツダは20日、新型「マツダ アテンザ」を全国のマツダ系、マツダアンフィニ系販売店を通じて本日より販売開始すると発表した。メーカー希望小売価格は250万円(税込)からで月間販売台数は1,000台を計画している。

 新型「アテンザ」は、マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」と新デザインテーマ「魂動(こどう)」を採用したフラッグシップモデル。高効率かつパワフルな新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を設定するなどSKYACTIV技術を全面的に採用し、力強く気持ちのよい走り、快適かつ上質な乗り心地を実現した。

 また、マツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」や減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を全車に搭載し、燃費性能を高めている。

 クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載車は、JC08モードで22.4km/L(6MT)、20.0km/L(6AT)の優れた燃費性能を実現し、3ナンバーのセダン・ワゴンとしてトップの優れた燃費性能(ハイブリッド車除く)を実現する。また、ガソリンエンジン搭載車は先代の2.0Lエンジン車比で30%燃費を向上、2.5Lエンジン車では37%も燃費を向上した。なお、「SKYACTIV-D 2.2」「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は、環境対応車普及促進税制によって取得税、重量税が免税となる。「SKYACTIV-G 2.5」搭載車は同50%減税となる。

 さらに、ミリ波レーダーやカメラなどにより障害物を検知し、安全運転をサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を採用。自動ブレーキを作動させるシステムや、車線はみ出し時の警報、AT車でのペダルの踏み間違いによる誤発進を防ぐシステムなどを用意した。

 また、Aピラーを後方に配置して広い視界を確保するとともに、タイヤハウスを前方に配置することでオフセットの無い自然なペダルレイアウトを実現し、理想的な運転環境を提供する。

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