【銘柄フラッシュ】ランドビジネスやアコーディア・ゴルフが急伸し選挙株は高安混在
2012年11月16日 16:45
16日後場は、円安の一服基調を受け、自動車株は高値もみあいに転じたものの、全体に週末の買い戻しが大幅高を支えた様子。富士重工業 <7270> は4.9%高の高値引けとなり年初来の高値。証券株が業種別の値上がり率1位となり、大和証券グループ本社 <8601> が7.1%高となり戻り高値、松井証券 <8628> は5.6%高で高値更新。出来高1位はみずほフィナンシャルグループ <8411> となり1.6%高。
アコーディア・ゴルフ <2131> は同業のPGMホールディングス <2466> によるTOB(公開買い付け)発表を材料にストップ高。PGMホールディングスも前場一時ストップ高。
選挙関連株は高安混在となり、ムサシ <7521> (JQS)は5.2%安。イムラ封筒 <3955> (東2)は戻り高値の4.0%高。また、将来的には動画サイトも選挙運動に適用になる可能性があるとの期待からドワンゴ <3715> が17.1%高となり連日高値。
東証1部の値上がり率1位はアイロムホールディングス <2372> の20.2%ストップ高となり再生医療関連の仕手相場との見方あり2日続けてストップ高、2位はランドビジネス <8944> となり9日の決算発表を機に急騰を開始したまま仕手化の様相と連日ストップ高の19.7%高、3位はアコーディア・ゴルフ <2131> の18.8%ストップ高、4位はドワンゴ <3715> の17.1%高。
TSIホールディングス <3608> は一昨日発表の決算は今ひとつだったものの東京スタイルとサンエーインターの持株会社のため仕手色と値幅妙味を兼備との見方で9.9%高の急反発、東京エネシス <1945> は原発の再稼働なら保守点検回復との期待で9.0%高の戻り高値。三井化学 <4183> は14日に事業説明会を開催したとされて見直す動きになり7.9%高の戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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