サークルKサンクスがマレーシアに進出、現地企業と合弁会社を設立

2012年11月15日 17:30

 サークルKサンクスは15日、マレーシアのKumpulan Mofaz Sdn Bhd(MOFAZグループ)とマレーシアでの合弁会社Circle K (Malaysia) Sdn Bhd(サークルKマレーシア)を設立することで合意したと発表した。サークルKマレーシアは、日系のコンビニエンスストアとしては初めてマレーシアで設立する合弁会社となる。

 サークルKサンクスは、マレーシアで幅広い事業を営むMOFAZグループと合弁会社を設立し、マレーシア政府の事業許可を得たうえで「Circle K(サークルK)」ブランドでコンビニエンスストアのフランチャイズ事業を進めていく。今後2013年秋に1号店を開店する予定。その後3年間で300店出店する予定。

 なお、サークルKマレーシアがマレーシアで使用する「Circle K」ブランドは、アメリカに本社のあるCircle K Stores Inc.(サークルKストアーズ)が所有している。このため、サークルKマレーシアとはマスターライセンス契約を締結する予定。現在、アジア地域においてサークルKストアーズがライセンスを持つ「Circle K」店舗は、6地域・国において約900店展開している。

 今後サークルKサンクスは、「Circle K」ブランドの拡大・強化を図るべく、サークルKストアーズとの連携に向け、アジア事業での合弁会社設立を協議する。これは、「Circle K」ブランド展開とブランド力向上を図り、アメリカと日本のもつノウハウの融合と活用を目的としている。

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